この記事では公務員あるあるの中でも『職員』にまつわるネタを紹介します。
私は市役所と県庁の両方で働いていましたが、市役所と県庁にいる職員の特徴は微妙に違いました。また、人によって個性があるのですべての職員の特徴を紹介することはできません。
なので、今回は市役所と県庁のどちらにもいた『職員』を紹介します。
この記事を読んで「公務員ってこういう人がいるんだな~」と思ってもらえれば幸いです。
目次
毎日始業開始の10秒くらい前に来る人がいる
時間に正確な電車で来たとしても途中の信号の状況次第で来る時間は変わりますし、庁舎内でコーヒーを飲んでから来たとしても1,2分の前後はあると思います。
しかし、毎日チャイムがなるのと同時に席に座る人がいました。
そういう人は時間にきっちりしていることが多かったです。無駄な仕事はせずに、やることがなければ時間通りに帰っていました。
乗り心地の良い公用車の一覧表を作っている人がいる
公用車は古いものもあるためハズレを引くとかなり運転しづらいです。
そのためエクセル表に公用車のナンバー、乗り心地、その他注意点をまとめている人がいました。
一見無駄なように思えますが、公用車の乗り心地は意外と重要ですので非常に助かっていました。
公用車を予約するのが上手い人がいる
公用車の予約は市役所の時は課で2台でしたが、県庁の時は無制限に予約することができました。
予約開始は市役所・県庁ともに1か月前で、予定が前から決まっていればいいのですが、急な出張が入ることがあります。
この時、なぜか公用車の空きがすんなりと見つかる人がいます。
ずっと予約票を見ているのかわかりませんが、一種の特殊能力だと思っています。
副担当は自分が副担当ということを忘れている
公務員は年度当初に自分が何の担当になるかがわかります。
この時、メインで担当する正担当とサブで担当する副担当の業務が割り振られるのですが、正担当での業務が多忙すぎて副担当の仕事をやる暇がありません。
たまに「〇〇さんってこれの副担当ですよね」と話しになることがありますが、大抵「そうでしたっけ?」と返答されます。
とぼけていることもありますが、みんな自分の業務が忙しくて本当に忘れていることも多かったです。
どの課に行っても誰かを傷病にしてしまう人がいる
どの部署に行っても少なくとも1名を傷病にしてしまう人がいました。
職員はこういう人のことを『傷病製造機』と呼んでいました。本当に機械のように正確に傷病人を出すのでこういう呼び方をしていました。
私の同期でも、『傷病製造機』にやられて2年で退職した人がいました。
どの自治体にも必ずこういう人が1人はいます。公務員は働く部署や人を選べませんので同じ部署になっても数年我慢すれば居なくなりますので、耐えるしかありません。
新採でかわいい子が何課にいるか話題になる
「新採の〇〇さん、女優の▲▲に似てるらしいよ!」
「市民課の〇〇さん、すごく可愛いけど彼氏いないらしいよ!」
「高齢課の〇〇さん、大学時代にミスキャン出たらしいよ!」
などの言葉が4月に飛び交います。
私のいた市役所でもよく飛び交っていました。
イケイケの同僚が飲み会に連れてくることがありました。関わりがないのにどうやって誘ったか本当に不思議でした。
私も何回かそのような飲み会に誘ってもらい、楽しい時間を過ごすことができました。
完全なる私感ですが、県庁よりも市役所の方がかわいい子が多かった気がします。
【番外編】昔の職員録には職員の住所が載っていた
1990年前半までは職員録に職員の住所が載っていました。
しかし、もし漏洩した時のために税金、生活保護、危機管理など住民からの恨みを買いやすい部署の職員は住所が載っていませんでした。
まとめ|公務員あるあるネタ【職員編】
・毎日始業開始直前に来る人がいる
・乗り心地の良い公用車の一覧表を作っている人がいる
・公用車を予約するのが上手い人がいる
・自分が副担当ということを忘れている
・どこに行っても誰かを傷病にしてしまう人がいる
・かわいい子が何課にいるか話題になる
・昔の職員録には職員の住所が載っていた
この記事では『職員にまつわるあるあるネタ』を紹介してきました。
この記事で紹介した職員の特徴はほんの一部です。
公務員は様々な人がいます。自治体の規模が大きいほど色々な人と出会う機会が大きくなります。
中には変わった人もいますが、圧倒的に良い人の方が多いと個人的には思っています。
どんな人がいるかは実際入ってみないとわかりませんが、この記事を読んで一緒に働くことになる公務員の特徴を知ってもらえれば幸いです。