市役所試験

【合格できる回答例あり!】市役所の面接でよく聞かれる質問10個

  • 市役所の質問っていろいろあるけど、聞かれやすい質問って何?
  • 質問に対する答えってどう考えればいいの?
  • 合格した人の回答が知りたい!

市役所の面接試験を受ける方の多くはこのような悩みを抱えていると思います。

面接試験は筆記試験よりも点数が高いため、面接対策を疎かにしては合格できません。

私は倍率23倍の市役所に新卒で合格しましたが、面接対策を徹底したからこそ合格できたと思っています。
私の友人も市役所に合格した人が何人もいますが、面接で聞かれた質問を聞くと、聞かれやすい質問があることがわかってきました。

そこでこの記事では次のことを解説します。

  • 市役所の面接で良く聞かれる質問
  • 良く聞かれる質問に対する回答の考え方と例
  • 市役所の面接で意識すること
  • 市役所面接の特徴
  • 自分の受けたい自治体で過去に聞かれた質問を把握する方法

良く聞かれる質問だけでなく、回答の考え方や回答例もあった方が対策しやすいと思ったので今回はそれらのことについても書いています。

回答の考え方や回答例は実際に市役所で働いた経験を基に作成していますので、的確なものになっているはずです。

この記事を読めば市役所で良く聞かれる質問を知ることができ、面接を有利に進めることができます!

市役所の面接で意識することは4つ

市役所の面接を受けるにあたって意識すべきこと4つ挙げてみました。

市役所の面接で意識すること

  1. 自分が自治体を変えようという発言はNG
  2. 協同して働くことを大切と思っていることを伝える
  3. 綺麗事はいらない
  4. 回答に正解はない

特に3と4は大切です。

受かりたい気持ちが強いと「相手のウケがいい回答」や「公務員が好きそうな回答」を一生懸命準備すると思います。

しかし、自分の考えをまとめて、自分の言葉で自分の考えをきちんと言える人材を各自治体は求めています。

それを意識して面接の準備をしましょう!

 

市役所面接の3つの特徴

市役所に合格するためには公務員の面接の特徴を把握する必要があります。私が思う市役所の面接の特徴を3つ挙げてみました。

市役所面接の3つの特徴

  • 面接官は面接のプロではない
  • 典型的な質問が多く、履歴書の深掘りは少ない
  • 合格するときはあっさり終わる(特に最終面接)

市役所は人事異動が3~4年単位であるため、面接を行う職員も入れ替わります。

そのため、市役所の面接官は面接のプロではないので、マニュアルに基づいて面接を行うことが多いです。

詳しくは次の記事をご覧ください。

 

よく聞かれる10の質問

市役所の面接の特徴を知ったところで、よく聞かれる質問のポイントと回答例を見ていきましょう。

なお、noteでは公務員試験でよく聞かれる約50個の質問に対する模範解答を有料公開しています。

正直かなり高いですが、私が新卒時に考えた時の回答を実際に働いて作成した回答にブラッシュアップしていますので、本気で公務員になりたい方は購入をご検討ください。

 

1.志望動機を教えてください

➤回答のポイント

自分の経験や感じたことを踏まえて考える

志望動機はみんな同じような回答なので差が付きづらいです。どこで差をつけるかというと、「自分の経験や体験」です。

自分の経験や体験を志望動機に入れ込むだけで説得力が増します。特に既卒者は前職の経験を踏まえて考えれば、より具体的な志望動機ができるはずです。

 

きれいな志望動機は不要

多くの受験者はきれいごとを並べた志望動機を言いますが、それだと面接官に響きません。自分の言葉で考えた志望動機を考えましょう!

 

自分に素直になって考える

受かりたいがために「受かるためにはどういう志望動機がいいかな?」と考えてしまいがちです。しかし、それでは抽象的な志望動機にしかなりません。なぜこの市役所に入りたいのか?を自分自身で深く考えてみてください。

自分で考えてもよくわからない人は友人や家族と会話することでヒントが得られるかもしれません。

「公務員を志望した理由は?」「○○市を志望した理由は?」「○○市を志望した理由も含めて志望動機を教えてください」などと聞かれることもあります!

 

回答例1(新卒者向け)

地元である▲▲市を、みんなが体・心ともに健全でいきいきしている街にしていきたいと思い、志望しました。▲▲市は中心市街地が衰退している・交通マナーが悪く交通事故も多いなど何かと暗い話題もあります。私はこれらの課題をなくすことに努めるとともに、市内外問わず多くの住民が▲▲市に魅力を感じてもらえる場や機会を提供し、住むことに魅力を感じる街づくりに貢献していきたいと思います。

回答例2(既卒者向け)

高齢者、障害者の方を支援したいと考えたためです。前職で就職支援をしていた際、利益を求める観点からキャリアのある若者のみに仕事を紹介することが続き、高齢者の方や障害者の方には支援できないことがありました。一方には支援できて、一方には支援できないことにやりきれない思いを抱いていました。また、私は祖父の介護を母と行い、介護の辛さを少なからず理解しているため、市民の皆さんに寄り添った支援をできるのではないかと考えています。以上のようなことから、志望しました。

 

2.なぜ〇〇市を志望したのですか

➤回答のポイント

どこの自治体でも使えてしまわないか見直す

受けたい市役所との接点を回答に入れ込みましょう。元銀行員の友人は融資関係で、受ける市役所に所在する会社と付き合いがあったので、そのことを回答に含めたそうです。

地元の市を受ける場合は「生まれ育った〇〇市に貢献したいから」と回答で大丈夫です。本番ではもう少し具体的に回答しましたが、私はこのように回答して合格しました。

そんな抽象的な回答で深掘りされないの?と思うかもしれませんが、私の知っている限り、この回答で突っ込まれた人はいません。

 

市役所の仕事は法律で縛られていることを理解する

「子育て支援を手厚くしたい」「医療機関が充実していないので病院を建設したい」など、〇〇市の△△が足りていないのでそこを変えたいので志望した、ということもあると思います。

意気込みはいいですが、市役所の仕事は法律で縛られていることが多く、変えたくても変えられないことを理解した上で、回答を作成しましょう!

「法律に縛らている中でも変えられるところは変えたい」「住民や議員からの理解が必要ですが」などの言葉を使えば、市役所の仕事は変えられない部分が多いことを理解していると面接官に思わせることができます。

 

無理に施策や計画を引き出す必要はない

「〇〇市の施策に興味があって」「▲▲計画に携わりたいため」などと回答する人がいますが、抽象的過ぎますし、このように回答してくる受験が多いため他者と差別化できません。

よって、無理に施策等を回答に入れる必要はありません。入れる場合は、なぜ興味があるのか、施策を通じて何を実現したいのかを自分の言葉で回答できるようにしましょう!

 

回答例1(所縁が少ない市役所を受験する方向け)

結婚がきっかけで○○市を志望しました。○○市は夫の仕事の関係で住み始めましたが、商業施設や公園が多く、子育てをしている私にとって非常に住みやすい街です。しかし、周囲の友人に聞くと街灯が少ない、自転車のマナーが悪い、子育て支援が遅れているなど、私の感じていなかった○○市の悪い部分が挙がり、私はこれらの問題を少しずつ解決したいと思うようになりました。〇〇市に入庁しましたら、これらの課題を行政の立場で改善し、市外の方からも選ばれる市にしたいと考えています。

回答例2(既卒者向け)

○○市には前職の金融の営業でよく訪問しており、企業の方と話す機会がありました。その際、都内に立地する企業と比べて、経営に関する考えが希薄であると感じました。○○市は企業に対する補助制度が非常に充実しておりますが、企業側がその制度があることを把握していないこともありました。金融機関で得た経営側に立って考える力を企業と行政の橋渡しに生かせると思い、志望しました。

 

3.民間ではなく公務員を志望した理由を教えてください

➤回答のポイント

「民間で行っていた〇〇を市に取り入れたい」という回答は控える

既卒者が「民間でやっていたことを市役所にも取り入れれば市役所が良くなる」と回答するのはおすすめしません。

なぜなら民間でやっていたことが市役所でできる可能性は限りなく低いからです。

外から市役所を見て、感じたことを素直に述べることが大切です。

 

色々な弊害(法律、議員など)があって市役所の制度は簡単に変えられないことを理解する

市役所に限らず、公務員の仕事は変えることが難しいです。変化を好まないわけではありませんが、制度を変えるとしたら議員や首長の承認が必要で、かなり時間がかかります。

また、細かい部分もなかなか変えることができません。例えば、私がいた県庁では文章を作成するのに一太郎を使っていました。一太郎は使い勝手が悪かったため「wordにしましょうよ!」と言っても、「他の課がまだ使ってるしね~」などと言われて変えることができませんでした。(今はwordに完全移行しています)

このように公務員の仕事はその仕事が小さいか大きいかに関係なく、なかなか変えられないことを理解することが大切です。

 

回答例1(新卒者向け)

地域全体の奉仕者として、人々の活気で溢れる街づくりを行いたいと思い、志望しました。公務員の仕事は一分野に限らないことから、様々な角度からの問題解決が可能であり、市民によって異なる問題に多方面から対処できると考えます。以上のことから、公務員は全住民が住んでいて幸せに思えるような街づくりに取り組めると考えています。

回答例2(既卒者向け)

人を選ばず支援できると考えたため公務員を志望しました。前職の金融機関では、融資の仕事をしておりましたが、経営状況によっては企業の融資を断ることがありました。また、得意先の企業に優遇することもあり、平等でないことが納得できませんでした。公務員の友人に話しを聞いたところ、最終的には条件で絞ることはありますが、補助金などの公務員の仕事は人によって特別扱いすることが行政上の立場からできない、と聞きました。このことから平等に支援したいという私の思いを実現できるのではないかと考え、公務員を志望しました。

 

4.前職をやめた理由(やめたい理由)

➤回答のポイント

ありのままを伝える

既卒者が市役所を受験する場合、退職理由は100%聞かれます。

退職理由を伝える時のコツは、ありのままの意見を吐き出し、公務員にも当てはまる不満になっていないかチェックすることです。

公務員にも当てはまる不満は次で説明します。

 

「苦情が多い」など公務員でも起こりえそうな理由はNG

以下の理由を退職理由に挙げるのは、公務員にも当てはまる可能性があるので注意が必要です。

・給料が安い

・異動が多い

・文章を作るのが嫌

・他部署との連絡調整が多い

・苦情が多い

・急な対応が多い

・自分のペースで仕事をしたい

もし退職理由がこれらの理由しかない場合、ポジティブに言い換えられないか考えてみましょう。

 

志望動機に繋がる退職理由を考える

市役所を受けまでの流れは、仕事を辞める(退職理由)→仕事を探す→市役所を受ける、となるはずです。

なので、退職理由と志望動機は繋がっています。退職をして、市役所でやりたいことがあるから市役所を受験した、という流れが必要です。とりあえず公務員受けようと思った人も多いかと思いますが。笑

退職理由から志望動機を考える際のコツは次の記事を参考にしてください。私が公務員から民間に転職したときのものですが、民間から公務員に転職したい場合でも役に立つはずです。

 

回答例

学生の頃から公務員に興味がありましたが、民間から内定をもらい、その時は民間に行く決断をしました。社会人として働いていく中で、改めて自分のやりたい仕事は何かを考えた時に、人の生活を支える仕事がしたいと強い思いがありました。その思いを実現できるのが市役所だと思ったので、前職を退職しました。

 

5.市役所に入ったらやりたい仕事は何ですか

➤回答のポイント

何かを変えたい!と思ってもなかなか変えられないのが公務員の仕事だと理解する

なぜ〇〇市を志望したのですか」や「民間ではなく公務員を志望した理由を教えてください」の回答のポイントでも説明したとおり、市役所の制度や仕事の進め方はなかなか変えられないものです。

なので、「自分が市を変えます!」と言っても、「そんなにすぐ変えられるものではないんだけどな~」と面接官は感じてしまいます。

熱い思いは大切ですが、熱く語りすぎてしまうと、面接官は理想と現実に差がありすぎて辞めないか不安になるのでほどほどにしましょう。

 

既卒者はやっていた仕事を生かせる部署を言うべき

既卒者が前職までの仕事内容と違う仕事を回答した場合、やりたいと思った理由を深掘りされる可能性があります。

相当な理由があれば良いのですが、答えるのが難しい場合は前職の経験を生かせる仕事を回答する方が良いでしょう。その際は自分の今までの経験がどのように生かせるかも回答に含めることが大切です。

 

異動が多いことを理解しつつもやりたい仕事があることが大切

公務員は3~4年スパンで異動があります。また、異動希望が通ることも少ないため、やりたい仕事ができる可能性は残念ながら低いです。

だからといって、面接で「何でもいいです」と答えるのはダメです。公務員には異動が付きものだけど、やりたい仕事を語ることは大切です。

「異動が多いことは十分承知していますが」などと一言付け加えるだけでも、面接官に市役所の人事体制について理解していることを示せるはずです。

 

回答例1(新卒者向け)

スポーツ振興に関する仕事に就きたいと考えています。スポーツに取り組むことにより1人ひとりの人間性の向上になるだけでなく、人との繋がりを強くし、市民同士が協働して物事に取り組むきっかけとなり、街の活性化に繋がると思います。私はスポーツを魅力の1つとして市民に提供し、スポーツを生きがいとすることで体の健康だけでなく人の心も健康で豊かなものにしたいと思っています。

回答例2(既卒者向け)

高齢者介護の現場で働いていた経験から高齢福祉に関する業務に携わりたいと考えています。介護の現場で働いていたときに、行政の支援が必要であることを実感しました。○○市に入庁できましたら、介護の問題や不安を少なからず理解していますので、それらの経験を生かしていきたいと思います。

「他にやりたい仕事はありますか?」と聞かれることもあるので、2つ用意しておきましょう!

 

6.希望の仕事につけないこともありますが大丈夫ですか

➤回答のポイント

異動が多く、やりたい仕事ができる可能性は低いことを理解する

何度もお伝えしているとおり、市役所は3~4年スパンで異動があり、異動希望が通ることも稀です。みんなが避ける福祉関係の部署は異動希望が通ることが多いですが。笑

異動希望が何回も通らないときの絶望感は半端ないですが、慣れてくると不思議と諦めがつきます。

市役所に入る以上、自分の希望は通らないものと考えて面接に臨みましょう!

 

「やりたい仕事以外やりません」は絶対NG

上でも説明しましたが、市役所で異動希望が通ることはほぼありません。

たまに「やりたいこと以外はしません」という雰囲気を面接で感じさせる受験者がいるそうですが、その時点でアウトです。

面接で聞かれた場合は「はい!大丈夫です!」と笑顔で答えましょう!

 

どんな仕事でも興味を示せることを伝える

異動希望はなかなか通らないですが、自分が嫌だと思った仕事でもやってみると意外と楽しいこともあります。

私は市役所時代、税金関係の仕事をしていましたが、税金の部署というと最初は「税金泥棒!」などクレームが多い印象がありました。しかし、実際にやってみる税金を徴収した時に何とも言えない爽快感を感じ、「結構楽しいじゃん」と思うようになりました。

このように自分に向いていないと思う仕事でも、やってみると意外と面白い仕事も市役所にはあります。

 

回答例

市役所ですので異動が多いことは理解しております。希望する仕事以外でも、用地買収の仕事に興味があります。当初用地買収と聞くと、地権者からの苦情しかなく、苦痛な仕事というイメージがありました。しかし、実際に働いている人から話しを聞いたところ、売りたくても売れない土地を持った地権者から感謝の言葉を頂く機会も多いことを知りました。このことから市役所の仕事は必要としている人が必ずいることを知ったため、どのような部署に配属されてもやりがいを見つけながら働けると思っています。

ちなみに私は「どんな仕事でも市民に貢献できることに変わりはありませんので、配属された部署で行う仕事に一生懸命取り組みます」とシンプルに答え、合格しました。

 

7.苦情が来た場合どう対応しますか。

➤回答のポイント

市役所は理不尽な苦情が多いことを理解する

市役所には本当に色々な苦情がきます。クレーム対応研修などもありますが、基本的に同じような苦情はないため、クレーム対応は慣れが必要です。

どのようなクレームが来るかはTwitter上にたくさん載っているため、興味がある方は検索してみてください。

 

既卒者は実際に自分が経験した苦情を思い出し、どう対応したか言えばOK

既卒者の方は前職で苦情を受けた時の対処法を回答すれば大丈夫です。苦情を受けたことがない方はTwitterで検索したり、ググればいくらでも出てきますので、自分だったらどう対応するか考えてみてください。

 

自分一人で解決するのではなく、組織で対応する案件もあることを理解する

苦情を一人で解決しようとすると慣れないうちは新たな苦情を生み出してしまう可能性もあります。なので、面接では「苦情に対しては一人ではなくみんなで解決する」というように回答しましょう。

しかし、実際に市役所に入ると苦情を受けているにも関わらず、上司が見て見ぬふりをすることもあります。私の上司は決してそんなことはありませんでしたが、入庁後にこれでメンタルがやられた同僚もいるのであえて伝えさせてもらいました。

面接の場では協働を意識して回答してください!

 

回答例1(新卒者向け)

まずは相手に丁寧な態度で苦情に至った経緯を聞き取ります。この時、相手の言いたいことの本質を会話の中でうまく聞き出すことを心がけます。どのような事が重大かまだわからないことが多いので、自分だけで解決しようとするのではなく、上司に苦情内容を伝えるなど組織全体で問題解決に努め、クレーム処理をしていきたいと思います。

回答例2(既卒者向け)

今までの経験から苦情には2種類あると思っており、それぞれ対応が分かれると思っています。1つ目は様々なところに苦情を入れる方の場合です。この場合は初動対応が大切であり、相手の言っていることに理解を示しつつも断るべきことにははっきり断ることが大切だと思います。2つ目はこちらの不手際で苦情が入った場合です。まずは上司に報告し、どう対応するか考えます。事態が落ち着いたら、同じ苦情が入らないための対策を考えたいと思います。

 

8.なぜ県ではなく市を志望するのですか。

市⇒住民との接触多い、県⇒住民との接触少ないというイメージでOKです。

もちろん例外はありますが、それを言ったらきりがありません。

回答例

県庁は市町村をまとめる管理職的な仕事を行うことからも特定の地域に根ざした取り組みを行うのは厳しいと感じています。一方、市役所の方は市民の求めていることに一つ一つに目を向け、本当に市民が求めていることを明確に把握できるので、市民目線にたった上で市民の快適な暮らしのサポートができると思ったため市を志望しました。

市役所を選ぶ利点は「市民の困っていることがわかる」ことです。

私は市役所と県庁の両方で働いたことがありますが、県庁は住民と接する機会が市役所に比べ圧倒的に少ないです。

そのため、施策や補助制度が本当に住民のためになっているか、どうしてもわからないことがありました。

市役所は住民の生の声が聞こえてくるので、住民に寄り添った行政ができるはずです。

 

9.いつから公務員になりたいと思っているのですか

この質問は「何となく」「親から勧められたので」など自発的でない回答でなければ、一言でOKです。

よく聞かれる質問ですが、難しく考える必要はありません。

回答例1(新卒者向け)

就職活動を始めた大学3年の12月ごろから市役所を志望し、教養試験の勉強の方にも本格的に取り組みました。

回答例2(既卒者向け)

昨年10月頃に受験を決心しました。その後は実際に市役所で働いている友人に話を聞き、公務員の仕事について理解を深めました。

 

10.公務員の仕事に対してどのようなイメージを抱いていますか

➤回答のポイント

公務員として働いている人から聞いた話しを回答に入れるとベスト

実際に公務員として働いている人が周りにいれば、ぜひ話しを聞いてください。いない場合でも、最近は多くの自治体で採用説明会が開催されているので積極的に参加しましょう。

その他、疑問点がありましたらお気軽に当方(@ryo_113_ryo)までお問い合わせください。

 

公務員は「方向性」を示すことが仕事

「市役所が言ったから」と良くも悪くも市役所の仕事は重要度が高いです。特に災害時は情報をいち早く、具体的に伝えることで災害時の被害を最小限に抑えることができることを実感しました。

これは行政が方向性や対応を示さないと住民が行動できないことを表しています。今回のコロナでもそう感じた方は多いのではないでしょうか。

このような理由から、自治体の仕事は住民がどう行動すべきか、その方向性を示す必要がある仕事だと思っています。

 

公務員の仕事は法令などの決まりに基づいて行う仕事であることを理解する

公務員、特に市役所の仕事は国が決めたことを忠実に行うことが求められます。市独自の条例を作成することもありますが、そのような仕事に携わることは稀です。

なので、公務員の仕事は法律などの縛りがある中で行う必要があります。縛りがある中でも変えられるところは変えていく姿勢を持った人間を市役所は求めています。

 

回答例1(新卒者向け)

全体のバランスを保ちながら、みんなの幸せを考えながら行う仕事だと思います。例えば、ある民間企業が大型商業施設を中心市街地に誘致することで多くの人が利用する一方で、小さな店を経営する人は経営が厳しくなってしまいます。このように、一方にとって良くても、もう一方に悪いことが起こらないように、市全体を包括的に見ながら、市民全員の幸せをできる限り考えていくことが公務員の仕事であり・使命だと思います。

回答例2(既卒者向け)

方向性を示す重要な仕事だと思っています。震災などの非常事態では、物資の調達、避難の誘導、災害後の対応など、住民が困らないように指示をする必要があると公務員の知人から聞きました。また、最近はSNSで根拠のない話しがあったために社会全体が混乱する事態が発生しており、緊急事態発生時には市役所が方向性を示し、さらには発信していく必要があります。以上のように公務員の仕事は方向性を示し、住民をまとめる、責任のある仕事だと思っています。

 

(番外編)多くの人が聞かれると言うが実際は聞かれなかった質問集

ここではホームページや予備校など多くの人が「必ず聞かれるよ!」と言っているが、聞かれなかった質問を紹介します。

私だけでなく友人にも聞き取りました。

とは言ってもたまたま聞かれなかっただけかもしれないので、参考程度にとどめてください。

  • 市の課題について
  • 市が取り組んでいる施策で印象に残ったもの
  • 市の良いところ、悪いところ
  • 市の強みと弱み
  • 公務員に向いていると思った理由
  • 市で実現したいこと

 

自分の受ける市役所で過去に聞かれた質問を把握する方法

ここまで市役所で良く聞かれる質問を紹介してきました。しかし、ここで紹介したよく聞かれる質問以外にも聞かれることも当然あります。

自治体によって聞かれやすい質問があるのは事実であり、聞かれやすい質問を把握できれば効率よく面接対策することができます。

そこでこの章では市役所と県庁に合格した私が実践していた自分の受ける市役所で過去に聞かれた質問を把握する方法を紹介します。

ここで紹介する方法を駆使して面接対策を有利に進めましょう!

 

受験ジャーナルを読む

実務教育出版社から出版されている「受験ジャーナル」では合格体験記で実際に各自治体で過去に聞かれた質問が紹介されることがあります。

私が受験した市役所で聞かれた質問も紹介されていたため非常に参考になりました。
ピンポイントで受ける自治体の面接情報が載っていなかったとしても、同規模の自治体で聞かれた質問は聞かれる可能性が高いため読んでおいて損はないです。

また、受験ジャーナルには次のことが載っているため、公務員試験を受ける人は読んでおきたい本です。

  • 現役公務員へのインタビュー
  • 公務員の仕事内容
  • 教養・論文・面接の時事
  • 予想問題・過去問研究
  • 公務員試験の感想

 

 

また、公務員関連の方を安く読むにはKindleUnlimitedがおすすめです。
KindleUnlimitedには、公務員関係の本が登録されています。残念ながら受験ジャーナルは登録されていませんが、月額980円で800冊以上の公務員関連本が読み放題です。

初回登録で30日間無料キャンペーンを実施しており、合わないなと思ったらいつでも解約できるので、ぜひ参考にしてみてください。

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公務員予備校を活用する

公務員予備校を活用する際は自分が受ける自治体が位置する校舎に問い合わせることが重要です。

なぜなら、各予備校は校舎毎に自治体に特化した面接対策を行っているためです。例えば、大阪府庁や大阪市役所の面接対策はLEC梅田駅前本校や大栄梅田校で行っています。

私の場合、市役所を受けた際は地元の小さな予備校、県庁を受けた際はLECを活用していました。両方とも過去に聞かれた質問に関する情報を提供してもらいました。また、模擬面接もしたため面接対策を有利に進めることができました。

大栄、大原、EYE、LEC、東京アカデミーは全国に校舎があるため、あなたが受けたい自治体に特化した面接対策を実施している可能性が高いです。

予備校によってはコース生でなくても面接対策を実施してくれることがあるので、問い合わして確認しましょう。

 

実際に市役所で働いている人を見つける

知り合いの伝手を頼りに実際に市役所で働いている人から話しを聞くのが1番確実ですが、1番難しくもあります。

大学は地元、受ける自治体も地元でしたので、大学の卒業生には私が行きたい市役所に行った方が何名もいました。また、知り合いの知り合いがその市役所で働いているなど、身近に自分が受けたい市役所の職員がいる状況でした。

なので、比較的市役所に関する情報を手に入れやすかったです。

もし、縁も所縁もない市役所を受ける場合は前に紹介した上2つの方法で過去に聞かれた質問を把握する方が良いかと思います。

 

模擬面接で面接を体感することも大切

市役所の面接で聞かれた質問を把握できても、本番の面接で聞かれた時にきちんと回答できるとは限りません。

本番の面接でできる限りの力を発揮するためにはインプットした情報をアウトプットすることが大切ですが、模擬面接であればアウトプットの練習をすることが可能です。

次の記事でコース生でなくても面接対策ができる公務員予備校を紹介しています。「本番前に1度模擬面接を受けたい」「公務員面接の特徴を詳しく知りたい」という方は参考にしてください。

 

最後に

面接の回答には正解はなく、完璧な回答もありません。

市役所は「疑いの目を持っている人」を求めています。

疑いの目を持っている人とは・・・

「作成した文章の内容が合っているか再度確認する」

「市民の問い合わせで少しでもあやふやな事があったら一度確認する」

「市民や出先機関から提出された書類の内容が合っていると勝手に判断せず、間違っているものと考える」

など文章の内容や質問に対する回答に間違いがないか、根拠を持ったものなのか確認できる人のことを言います。

市役所の面接では自分の言う内容は絶対!と思わないで、他人の意見を受け入れることができる人、一度立ち止まってきちんと考えられる人だと思われることを意識しましょう!

私が在籍していた市役所で過去に聞かれた質問をまとめた記事も参考になると思いますのでぜひご覧ください。

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