この記事では県庁に合格した時に受けた面接でされた質問を記載します。
「県庁の面接ってどういうこと聞かれるの?」という疑問にお答えできる記事になっています。
今回紹介する面接の質問内容は1次試験(筆記試験)を突破後、論文試験と討論面接を受験後の面接で聞かれた内容です。
市役所の受験も考えている方は、私がいた市役所で実際に聞かれた質問集の記事を下に張っておいたので、ぜひご覧ください!
市役所の個人面接や集団面接で過去聞かれたことがある質問集
続きを見る
受験当時の私は市役所3年目の25歳
県庁受験時の私の状況を説明しておきます。
・市役所3年目の25歳
・市役所では行政職だが、県庁では技術系職種で受験
・受験した技術系職種は大学でも専攻していなかった。
・未婚
・前年、県庁不合格
当日の面接官
左から人事課中堅職員、人事課若手職員、私が受験した技術系職種の課長、穏やかそうなおばちゃんの合計4名でした。
当日は左から順に1人ずつ質問がありました。
私の回答に対して、別の面接官が突っ込んだ質問をするということはありませんでした。
面接の特徴
・面接官に呼ばれて入室後、まず荷物を椅子において、席の横にたって受験番号と名前を言う。
・「頼りになるね」「若いのに頼もしいね」となぜか褒められた。
・質問というよりも会話であった。
・20分の個別面接
質問内容
1人目(人事課中堅職員)
1. 今日は有給を取ったのか。
2. 夏季休暇は何日とれるのか。※1
3. 夏季休暇はどの期間に取得するのか。※1
4. 経歴を見ると、全く〇〇(私が受験した技術系職種)に全く関わってないが、なぜ〇〇職を希望するのか。
5. 健康状態はどうか。
6. 〇〇職の仕事は大変だけど大丈夫か。
7. 転職理由
8. 市役所の上司には受験していることは言ってあるのか。
9. 併願状況
※1 公務員は民間企業のようにお盆休みはありません。その代わり夏季休暇というのがあり、私が勤めていた県庁では6~8月で合計6日間取得できました。
2人目(人事課若手職員)
1. 短所は。
2. (1で顔にでないようにしている)と言ったが、それが何かの手助けになったことはあるか。
3. 野球は何年やっているのか。
4. 面接カード※2に「組織を変えてください」と市民に言われたと記載があるが、なぜ言われたと思うか。
5. (面接カードに幅広い年齢層と信頼を築けるとあるが)人と話すのは好きか。
6. 窓口業務は大変ではないのか。※3
7. クレームはないのか、その時どのように対処しているのか。※3
※2 私がいた県庁では受験するときに自己PR、志望動機、頑張ったこと、など自分のことについて記載する「面接カード(A41枚表裏)」がありました。
※3 県庁受験時、私は市役所の窓口にいました。
3人目(技術系職種の課長)
1. 市役所の仕事でも〇〇職と同じような仕事ができる部署があると思うが、そこに異動希望を出した方がいいのではないか。
2. 県庁に入庁したらどういった仕事をしたいのか。
3. (3.の回答後)何でその仕事をやりたいのか。
4. 希望の仕事以外にやりたいことは。
5. 今年落ちたらどうするか。
3人目の方は私が受験した技術系職種と同じ職種の課長さんでした。
なので、その職種の仕事内容に関することをメインに聞かれました。
(職種が判明されるのを避けるためにいくつか質問を削除しています。すみません。)
4人目(穏やかそうなおばちゃん)
1. 面接カードに書いてあるニュース以外で気になるニュースを1つ教えてください。
2. 1.の回答が良くわからなかったのでもう1回説明してください。
3. 野球ではどこのポジションだったか。
4. 野球でもなかなか乗り越えられないことがあったと思うがそういう時はどう乗り越えたか。
5. 社会人チームで野球をやっていると言っていたがそのチーム名は。
6. 野球で体を動かしているのはわかるが頭を使うことはないのか。
7. △△(受験した技術系職種とは全く関係なし)というイベントについて知っているか。
4人目はおばちゃんでしたが、仕事に関する質問は全くなく、野球に関する質問が多かったです。
不合格だったときの質問
「受験当時の私は市役所3年目の25歳」にも書いたとおり、私は1回県庁を不合格になっています。
不合格になった時の質問も参考になればと思い、記載しましたのでご覧ください。
1. 今日は何で着たのか。
2. 〇〇市で働いてるんだね。
3. 今日は有給を取ってきたの。
4. 大学時代はどのような基準で就職活動してたか。
5. 食品会社しか受けなかったのか。(4.の質問に関連した質問)
6. 大学時代の就職活動では他にどういうところを受けたか。
7. 大学時代の就職活動では内定は何個もらったのか。
8. なぜ転職するのか。
9. 市役所で2年間働いただけでは何も見えてないのでは。
10. なぜ食品会社の内定を辞退して今の市役所に入庁したのか。
11. 大学の時は〇〇職(私が受験した技術系職種)を受けなかったのか。受けなかったのはなぜか。
12. 大学の専攻に関連する会社を受けようと思わないのか。
13. 〇〇市はあなたにかなりの投資をしているはずだが、それについてどう思うか。
14. 14年間も野球を続けているが続けられる理由は何だと思うか。
15. 担当業務の大会とは何か。
16. 落ちたらどうするか。
17. 今回受験する技術系職種に関係のない学部を卒業しているが、筆記試験の勉強はどのように行ったのか。
18. 大学の研究は〇〇職に役立つと思うか。
19. 公務員を2年でやめるとまた辞めると考えてしまうがそれに対してどう思うか。
20. あなたは上司から期待されているのではないか。
21. その期待に応えてやろうという気持ちにはならないのか。
22. 上司には試験を受けることは言ったか?また親には言ったか?
これが不合格だったときの面接内容です。
受かったときと全然違うのがお分かりいただけたかと思いますw
最後に
市役所では行政職でしたが、県庁では技術系職種で受験し合格しました。
しかも、大学時に専攻していた学問とは異なる職種です。
それでも合格できたので、「なぜ、その職種の仕事をやりたいのか」ということを自分の言葉と経験で説明できたからだと思っています。
#県庁を受験するにあたり回答を用意した想定質問の記事は現在作成中ですのでご期待ください。