・公務員のボーナスの算定ってどうなっているの?
・民間企業とはどのくらい差があるの?
こんな疑問を持つ公務員志望者の悩みを解決できる記事になっています。
この記事では私が30歳の時にもらったボーナスを紹介します。
読み終えれば、30歳の公務員がいくらのボーナスをもらっているかがわかります!
早速見ていきましょう!
目次
30歳公務員のボーナス
総支給は100万円を超え
実際に私が30歳の時にもらったボーナスをここでは紹介しました。
30歳の時、私の役職は技師でした。
技師というのは会社でいうと平社員だと思います。
公務員のボーナスは夏(6月)と冬(12月)に支給されます。
そして、肝心のボーナスですが・・・
夏が総支給:548,063円 手取り:451,154円
冬が総支給:578,589円 手取り:476,482円
合計すると総支給:1,126,652円 手取り:927,636円でした。
ボーナスの算出方法
ここで簡単にボーナスの算出方法を説明します。
ボーナスは(基本給+地域手当+扶養手当)×支給月数 です。
地域手当というのは、基本給にプラスされて手当の一つとして支給されるもので、都市部など物価の高い一定の地域に勤務する従業員に対して支給される手当(出典:エン転職)です。
東京、名古屋、福岡などの首都圏では高く、田舎などでは低いですね。
平均は25,614円(出典:総務省「平成30年 地方公務員給与実態調査結果の状況」)
扶養手当は子どもがいる方や配偶者に対する手当です。
配偶者が一定額以上の年収がある場合は支給されません。
平均は8,893円(出典:総務省「平成30年 地方公務員給与実態調査結果の状況」)
支給月数についての詳しい説明は割愛しますが、「ボーナス〇か月分出た!」というあれですね。
4.4か月分が基本ですが、年によって変更します。
ここ数年は毎年0.05か月分ほど上がっています。
紹介したのは中堅県庁でのボーナス
転職Hacksの「ボーナスの平均と実態|民間企業・公務員」の下の方に都道府県別の支給額の記載があります。
ここに記載のあるボーナスは平均年齢での支給額ですので、42歳くらいと思ってください。
私はこの表でいうと平均的な額をもらっている県庁職員でした。
なので、30歳で都道府県庁職員がもらえる平均的な額をもらっていました。
民間企業との比較
参考にしたのは先ほども出てきた転職Hacksの「ボーナスの平均と実態|民間企業・公務員」です。
30~34歳男性の民間企業勤めの平均ボーナスは91.2万円
業界や従業員数によって異なるようです。
大手企業との差
企業名 | 年間ボーナス | 平均年齢 |
トヨタ自動車 | 243万円 | 39.4歳 |
日産自動車 | 222万円 | 41.8歳 |
ホンダ | 236万円 | 45.6歳 |
ソフトバンク | 243万円 | 41.5歳 |
富士通 | 158万円 | 43.2歳 |
キヤノン | 235万円 | 43.8歳 |
ソニー | 202万円 | 42.4歳 |
さすがに大手企業とあって高いですね。
都道府県で一番高い東京都の182万円よりもほとんどの会社のボーナスの方が高いです。
不景気だと民間はボーナスが出ない?
私の先輩の民間勤めの方は景気がいいときは「ボーナス3回出たんだよ!」と喜んでいたそうです。
しかし、不景気の時は「ボーナスが出ない。。。」と青ざめた顔で言っていたそうです。
それを考えると安定的にボーナスが支給される公務員は魅力なのかもしれません。
まとめ
・30歳のボーナスは手取りで約93万円
・ボーナスは「(基本給+地域手当+扶養手当)×支給月数」で計算
・確実にもらえるが大手民間企業には及ばない
もらいすぎと思った方といれば、少ないと思ったからといると思います。
30歳だけのボーナスだけでなく、私が公務員だった23歳~31歳のボーナスも今後公開しますので楽しみにしててください!