給料・ボーナス

【大公開!】地方公務員の1年目から11年目までのリアルな年収

この記事を読めばわかること

地方公務員(市役所、県庁)の1~11年目の年収
地方公務員(市役所、県庁)の1~11年目のボーナス

公務員の昇給制度

公務員は若いうちは給料が上がらないと言われますが、本当にそうでしょうか?

公務員が管理職になるのは早くて30代後半、平均して40代前半です。なので、30代前半までの若い世代の給料は上がらないと言われています。

しかしながら、多くのサイトでは公務員の平均年収は公開されていますが、30代前半までのリアルな年収を公開している記事は少ないため、若手公務員の給料の実態はわかりません。

なので、この記事では私が公務員の時にもらっていた年収を公開します!

ここで紹介する年収は市役所3年、県庁6年分の年収です。私は9年で公務員を退職したため、10年目以降は私がいた市役所に現在も勤めている嫁さんの年収です。

この記事を読めば、若手地方公務員がもらえる年収と手取り額がわかります!

 

 

地方公務員の1~11年目の年収

1~11年目の年収と手取り額

次の表のとおりです。1年目は4月入庁なので、他の年よりも年収が低いです。

また、3年目と4年目の年収がほぼ変わらないのは、4年目は県庁に転職したばかりで、夏のボーナスが満額支給されなかったためです。

年齢基本給年収手取り額
1年目23178,8002,319,2681,885,822
2年目24184,0003,315,9922,735,822
3年目25191,3003,561,6422,723,629
4年目26224,5003,597,5452,860,495
5年目27243,6004,361,2593,716,421
6年目28253,7005,015,8413,907,335
7年目29233,7004,684,2723,670,959
8年目30239,8004,509,6433,761,218
9年目31258,9004,898,2504,115,905
10年目32248,0004,582,3133,581,129
11年目33253,5004,694,4583,696,918

 

表を見る上での注意ポイント!

  • 1~3年目は市役所、4年目以降は県庁
  • 4~6年目は研究職俸給表適用のため、行政職俸給表より月額3万円ほど高い
  • 8年目以降は住宅ローン控除適用のため、税金が26万円ほど安くなっている
  • 9年目に主事から主任へ昇格
  • 10年目以降は嫁さんの年収

 

40代、50代ではどのくらいの年収になるか気になる方は次の記事をご覧ください。地方公務員の年齢別年収を試算しています。

公務員の年齢別年収
地方公務員の生涯年収
地方公務員の生涯年収は高い?年齢別の年収も紹介

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1~11年目のボーナス

上で紹介した年収にはもちろんボーナスが含まれていますので、こちらも公開します。

年齢総支給額手取り額
1年目23522,359423,207
2年目24815,859660,485
3年目25845,886682,014
4年目26659,203529,251
5年目271,031,921827,488
6年目281,124,084903,234
7年目291,075,316876,332
8年目301,126,652927,636
9年目311,278,9561,028,620
10年目321,130,953999,035
11年目331,145,6131,001,867

 

夏と冬でのボーナス額の違いや支給月数を知りたい方は次の記事をご覧ください。

公務員のボーナス
23~31歳の 地方公務員が もらえるボーナス
元公務員の私が23~31歳の時にもらったボーナスを公開します

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各種手当と残業代

上の表で紹介した年収はボーナスの他に地域、扶養、住居手当さらには残業代を含んでいます。

ここでは各種手当の額と残業代も載せておきます。なお、通勤手当は源泉徴収票に含まれていないため、上の表は計算上の手取り額になります。

本当の手取り額は通勤手当×12か月分が上乗せされると考えてください。

例えば、上の表の9年目の手取り額4,206,905円に下の表の通勤手当14,721円×12か月分の176,652円を上乗せした4,383,557円が本当の手取り額です。

※ 表の残業代、残業時間は年額。それ以外は月額で表記しています。

年数年齢地域手当扶養手当
(子ども)
扶養手当
(配偶者)
住居手当
1年2310,728000
2年2411,040000
3年2511,478000
4年265,6130027,000
5年277,7950027,000
6年288,3726,500027,000
7年298,0638,00010,00027,000
8年308,2738,00010,0000
9年319,06210,00000
10年3214,880000
11年目3315,210000

 

年数年齢通勤手当残業代残業時間
1年234,500165,330110
2年244,500268,667179
3年254,500273,333177
4年267,530187,134125
5年277,530284,583174
6年287,530233,584137
7年2914,721279,697141
8年3014,721248,198129
9年3114,721306,372147
10年32059,69430
11年33050,73925

 

残業代ですが、市役所の時はほぼ満額、県庁の時は部署によって違いますが平均すると6~8割支給されていました。

残業代の実態について詳細が知りたい方は次の記事をご覧ください。私のいた県庁における残業代の支給率を紹介しています。

残業代支給率
公務員の残業代はどのくらいつかないのか?
公務員の残業代ってどれだけ出るの?6割がサービス残業をしている

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【参考】年収、手取り額の算出方法

上で紹介した年収と手取り額の算出方法を紹介します。不要な方は読み飛ばしてください。

年収は源泉徴収票の支払金額、
手取り額は①年収-②所得税-③社会保険料-④住民税で計算して算出しました。

①~③は源泉徴収票、④は住民税決定通知書に記載されています。

 

9年目を例に年収と手取り額の算出方法を説明します。下に示した2つの資料のうち、上が公務員9年目の源泉徴収票、下が同じく9年目の住民税決定通知書です。

年収は①4,898,250円になります。給与収入と呼ばれることがあります。

手取り額は①4,898,250円-②0円-③713,645円-④68,700円=4,115,905円となります。
※②所得税が0円なのは、住宅ローン控除が適用されているためです。④住民税も源泉徴収税額で控除できなかった分が控除されているため安くなっています。

9年目源泉徴収票

9年目住民税決定通知

このように源泉徴収票と住民税決定通知書があれば手取り額は算出できます。詳しくは「源泉徴収票の正しい読み方、実際の「手取り年収」を知るためには?」をご覧ください。

 

地方公務員の昇給制度

昇給制度

 

毎年4号ずつ昇給する

地方公務員は、犯罪などにより処分を受けない限り、4月に毎年昇給します。

基本的には4号ずつ昇給しますが、勤務成績が良好と認められた場合は5号または6号昇給します。

初任給は「1級29号」からのスタートです。

1年目:1級29号(185,800円)
2年目:1級33号(192,700円)
3年目:1級37号(198,500円)
というペースで基本給が上がっていきます。

 

役職が上がらないと昇給は止まる

主事は1、2級、主任は3級、係長は4級という感じで役職によって級数は決められています。

主任の3級は113号までと、各級には最大号数が定めれています。

そのため、昇格しないでずっと同じ役職だと、ある程度のところで昇給が打ち切りになってしまいます。

この場合は例えば、主任から係長へ昇格しない限り基本給が上がることはありません。

また、55歳を過ぎると昇給打ち切りになる自治体が多いです。

 

最後に|公務員の1~11年目の年収

今回は地方公務員の1~11年目までの年収を紹介しました。

ちなみに私がいた市役所、県庁は共に「公務員の年収が高い自治体ランキング500」でランクインしています。なので、地方公務員としては平均以上の年収をもらっていたと思います。

これから地方公務員を目指そうとしている方で、どの自治体でも良いという方は「公務員の年収が高い自治体ランキング500」でランクインしている自治体を狙った方が、「給料が安くて転職したい」ということにならずに済むかと思います。

 

公務員を目指すなら

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