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公務員の年収を時給換算してみた|1年目の時給は1,634円

記事の概要

  • 公務員1年目の時給は1,634円
  • 9年目になると1年目と比べて日給7,711円も差が出る
  • 時給が4,000円超えるのは40代後半

私は市役所に3年、県庁に6年勤めました。その間、ほぼすべての給料と労働時間を記録してきました。

この記事では、それらの記録を元に算出した公務員の時給を紹介します。時給の計算方法や民間企業の時給も併せて紹介します。

記事を読み終えれば、公務員の時給を知ることができ、公務員を受けようと思っている方の参考になります!

 

公務員の年収を時給換算してみた

公務員の年収を時給にしてみた

時給は総支給額÷労働時間で算出しました。総支給額とは税金や年金が引かれる前の金額です。

ボーナスも含んでいます。

詳しい時給の計算方法は後述します。

 

1年目の時給は1,634円

公務員1年目の時給は1,634円でした。

1年目の総支給額2,319,268円÷労働時間1,420時間=1,634円

 1年目から9年目までの時給

私が公務員だった9年間の時給は次のとおりです。

基本給総支給額労働時間時給
1年目178,8002,319,2681,4201,634
2年目184,0003,433,5551,9621,750
3年目191,3003,561,6421,8901,885
4年目224,5003,597,5451,8261,970
5年目243,6004,631,2591,9472,379
6年目253,7005,015,8411,9042,634
7年目233,7004,684,2721,9372,418
8年目239,8004,509,6431,9272,340
9年目258,9004,898,2501,8632,629

労働時間には残業時間も含まれています。

労働時間の詳しい算出方法については後述します。

 

9年目になると1年目と比べて日給7,711円も差が出る

9年目の時給は2,629円でした。

9年目の総支給額4,898,250円÷労働時間1,863時間=2,629円

1年目の時給との差は2,629円-1,634円=995円です。

1日働くと995円×7.75時間≒7,711円も差が開くことになります。

 

残業代が満額もらえれば時給単価は上がる

上で時給換算した際の労働時間にはサービス残業分の時間も含まれています。

よって、サービス残業がなくなれば、時給単価は上がります。

私の年間の残業時間と残業を申請した時間は次のとおりです。残業時間から申請時間を引いた数がサービス残業した時間です。

※1~3年目までは入退庁の記録をしていなかったため、残業申請した時間=残業時間としました。

残業時間申請時間支給率
1年目110110100%
2年目179179100%
3年目177177100%
4年目15012583%
5年目20017487%
6年目20513767%
7年目18114178%
8年目20112964%
9年目22014767%

例えば、残業代の支給率が60%の人が残業代を満額もらった場合は時給にして100円増えることになります。なので、1日で100円×7.75時間=775円、ひと月で20日×775円=15,500円分をサービス残業によって損していることになります。

 

手取り額に対する時給

参考に手取り額に対する時給も計算しました。

※スマホの場合は横にスライドしてください。

基本給総支給額手取り額労働時間時給
(対総支給額)
時給
(対手取り額)
1年目178,8002,319,2681,935,8221,4201,6341,363
2年目184,0003,433,5552,792,2291,9621,7501,424
3年目191,3003,561,6422,723,6291,8901,8851,441
4年目224,5003,597,5452,861,1951,8261,9701,567
5年目243,6004,631,2593,716,4211,9472,3791,909
6年目253,7005,015,8413,907,3351,9042,6342,052
7年目233,7004,684,2723,668,7381,9372,4181,894
8年目239,8004,509,6433,761,2181,9272,3401,952
9年目258,9004,898,2504,115,9051,8632,6292,209

当然ですが、総支給額に対する時給よりも低くなっています。

 

23~60歳毎の時給

ここでは60歳までの時給を予想しました。

※スマホの場合は横にスライドしてください。

年齢総支給額時給年齢総支給額時給
232,911,7311,527426,933,6273,636
244,008,2132,102437,070,4803,708
254,114,0462,157447,192,5203,772
264,331,1872,271457,469,8763,917
274,453,4422,335467,511,8443,939
284,577,5222,400477,553,8133,961
294,876,0652,557487,960,5074,174
304,989,5132,616497,982,4044,186
315,322,6832,791508,020,7234,206
325,350,7682,806518,040,7944,216
335,602,1472,938527,880,8664,133
345,733,5263,007537,899,1134,142
355,863,0803,075547,917,3604,152
365,866,1733,076557,924,6594,156
375,982,9543,137567,744,6594,061
386,415,4103,364577,744,6594,061
396,548,6143,434587,744,6594,061
406,689,1163,508597,744,6594,061
416,825,9693,579607,744,6594,061

総支給額は次の記事で公開している23~60歳までの年収です。

時給の計算式は「総支給額÷労働時間」です。

労働時間は上で紹介した2年目~9年目の平均である1,907時間としました。なお、1年目は4月入庁で労働時間が短いので除外しました。

 

民間企業の時給

民間企業の時給

東洋経済の「計算時給が4000円以上の146社ランキング」に民間企業の時給がありました。

1位は三菱商事で7,139円
2位は伊藤忠商事で6,679円
3位はヒューリックで6,438円

平均年収÷総労働時間で算出していて、総労働時間には残業時間も含まれています。

このランキングで最下位の146位はアンリツで4,001円でした。アンリツの平均年齢が43歳くらいです。

上の表では公務員の43歳の時給は3,708円ですので、300円も差があることになります。

ちなみに私は現在、公務員から転職して化学業界で働いていますが時給は3,600円ほどです。年齢は33歳なので公務員以上の時給をもらっています。

転職をして年収や時給単価を上げたいという方は次の記事を参考にしてください。私が2年間の転職活動で得た転職のノウハウを詰め込んでいます。

 

公務員の年収の時給換算方法

ここでは時給の算出方法を紹介します。

時給=総支給額÷労働時間

 総支給額は源泉徴収票の支払金額

画像のとおり、源泉徴収票の支払金額を総支給額としました。
総支給額

 労働時間は「労働日数×7.75時間(1日の勤務時間)+残業時間」で算出

労働日数は「365日-休祝日(年末年始休み含む)-有給日数-特別休暇日数」です。

健康管理事業休暇や職専免といった休暇もあったのですが、取得時間が少なかったため除外しました。

🖊豆知識

健康管理事業休暇:健康診断を受診するために取得できる休暇

職専免:人間ドックを受診する際や組合活動に参加する際に取得できる休暇

休祝日、有給休暇、特別休暇の詳細は表のとおりです。
私は有給をかなり取得しましたが平均取得数は11日くらいの自治体が多いです。

※スマホの場合は横にスライドしてください

①日数
(日)
②休日③労働日数(日)
(①-②)
休祝日有給夏季
休暇
結婚
休暇
妻の出産
休暇
1年目275928600169
2年目36611812600230
3年目36512117600221
4年目36512312.8670216
5年目36512310.6600225
6年目36612314.8603219
7年目36511913.4600227
8年目36512016.3600223
9年目36512522600212
④就業時間
(h)
(③×7.75時間)
⑤残業時間
(h)
⑥労働時間
(h)

(④+⑤)
1年目1,3101101,420
2年目1,7831791,962
3年目1,7131771,890
4年目1,6761501,826
5年目1,7472001,947
6年目1,6992051,904
7年目1,7561811,937
8年目1,7262011,927
9年目1,6432201,863

 

まとめ

この記事では公務員の時給を紹介してきました。ポイントは次のとおりです。

  • 1年目の時給は1,634円
  • 9年目になると1年目と比べて日給7,711円も差が出る
  • 40歳後半で時給4,000円超え

時給を見てわかるように、公務員は年功序列的に時給が上がっていきます。

年収が低すぎて辛いと言って公務員を辞める方がたまにいます。そうならないためにも今回この記事を書きました。参考になれば幸いです。

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