外資系企業の面接って英語面接なの?
外資系企業への転職を考えているけど面接でどんなこと聞かれるの?
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
・外資系企業でも日本語での面接だった
・外資系企業の中途1次面接で聞かれた質問集
・1次面接を突破できた理由
私は2年間転職活動しました。
今回紹介するのは活動終盤で受けた外資系企業で、面接は通過しました。
長く転職活動を行っていたため、受かった理由や落ちた理由はある程度わかるようになっていました。
今回は1次面接で聞かれた質問のほか、1次面接を突破した理由も自己分析しましたので、こちらも紹介します。
外資系企業でも日本語での面接だった
私が受けた外資系企業は日本語での面接でした。
本社は海外にありますが、お客さんは日本企業が多かったためです。
海外とのやりとりは上層部が行うことが多く、すぐに英語が必要でないことも、日本語の面接だった理由です。
もし英語で面接が実施される場合は、求人票に記載があるはずです。
英語に自信がない方は日本語で面接できる外資系企業を選びましょう!
外資系企業の中途1次面接で聞かれた質問集
面接を受けたときの私の状況は次のとおりです。
・妻子あり30歳
・転職活動2年
・県庁6年目(その前は市役所に3年)
・TOEIC570点
面接の詳細
・人事担当1名、採用になった時の配属部署の上司1名
・1時間半の面接
・形式的な質問なし
「仕事で何を頑張りましたか?」などの形式的な質問はあまりありませんでした。
それよりは過去の仕事内容を掘り起こし、どのように取り組んできたかを聞かれる面接でした。
次からは具体的な質問内容です。
ちなみに受けた企業は自動車部品メーカーです。
トヨタ自動車、日産自動車、マツダなどの自動車メーカーに部品を供給する仕事を行う会社です。
市役所、県庁での仕事内容を教えてください
この手の質問は最初に聞かれることが多いです。
なぜなら、この後の質問のネタになるからです。
答え方の流れとしては、仕事内容→工夫した点→成果や結果
このような形で答えていました。
仕事内容を紹介するだけでなく、工夫した点を伝えることで考えながら仕事に取り組んでいることをアピールすることができます。
仕事ノートを毎日書いているようですが、どのようなことを書いているんですか?
こちらの企業にはリクルートエージェント経由で応募しました。
その際に提出した職務経歴書に「毎日ノートを取っている」と書いたため、このような質問がありました。
「仕事で気づいたこと」「一つの仕事にかかった時間」「その日やったこと」を書いていましたので、そのまま伝えました。
英語を使う機会はありますか。また、英語はどのように勉強していますか?
外資系企業の面接では、英語に関する質問は必ず聞かれます。
また、英語の勉強をしていると履歴書にも書いたので勉強方法についても聞かれました。
TOEICの参考書で勉強したり、興味のある論文を読んでいると答えました。
うちの会社は成果主義であり、公務員みたいに年功序列ではないですが耐えられますか?
ニュアンス的には「年齢的に若い人に年収を抜かされることもありますが受け入れられますか?」という感じでした。
耐えられますか、という聞き方も面白いですね。
「公務員のような年功序列ではない環境を求めているので大丈夫」と答えました。
話しを聞くと、うちではない会社に行きたいと感じましたが本音はどうですか?
公務員の時とは業種も職種も違うので、このような質問をされました。
確かに第一希望ではなかったので、この質問をされた時は焦りました。
本当は〇〇社に行きたいです!とも言えないので、その会社の魅力を伝えた上で、「自分のやりたいことが御社にある」と伝えました。
県庁の仕事をもっと詳しく教えてください
仕事内容の深掘りです。
私は県庁では研究機関にもいたことがあるので、そのことを詳しく聞かれました。
「研究計画はどう立てるのか」「1つの研究のスパンは」「会社などと共同研究をすることはあるのか」などなど。
その他、行政部署での仕事内容も結構細かく聞かれました。
職務経歴書に講師依頼とあるが依頼された方ですか?依頼した方ですか?
「職務経歴書は実績を書くものだから依頼された方に決まっているでしょう」と心の中でつぶやきましたが、ぐっと堪えて「依頼された方です」と答えました。
職務経歴書に何を書くかわかならいと言う方はご相談ください。
できる限り協力させていただきます。その際は今現在どのような仕事をしているかを詳しく教えて頂けると、アドバイスしやすいです。
配属予定の部署は経験者でも難しい面があるが、勉強していけますか?
どの仕事も簡単なものもあれば、難しいものもあるのは当然です。
勉強嫌いな方もここは笑顔で「はい!勉強していきます!」と答えましょう。
希望年収はありますか?
正直に答えるべきです。
内定をもらった後に提示された年収が低かったので辞退します、というのはトラブルに発展する可能性があります。
なので、自分が正直にもらいたい金額を言いましょう。
ちなみに私の場合は現在の年収を最低希望額としていました。
また、入社時の年収だけでなく、入社後働き続けた場合の年収も気になっていたので、30歳、40歳、50歳の時のモデル年収も教えてもらうようにしました。
大学でも取り組んでいなかった分野のようですが大丈夫ですか?
異業種へ転職する場合にこの手の質問は聞かれます。今まで経験ないけど大丈夫?と聞かれていると思ってください。
大丈夫とだけ答えるのではなく、過去の事例を付けくわえましょう。
初めて取り組んでみたけど意外とできたことありませんか?
私の場合、理系大学卒ですが市役所では税金の担当をしていました。
理系卒であるが税金の勉強をすることで上司からも住民からも信頼を得たので、分野が違くても大丈夫、と答えました。
何か質問はありますか?
逆質問ってやつです。
私はこの逆質問は入念に準備していました。
なぜなら企業側に熱意を伝えられるからです。
この際、大切なのは自分の考えを加えることです。
・御社のHPを見て、開発の仕事は自分だけで進めるだけでなく、〇〇の分野の企業と協力していく印象を受けましたが、合っていますか?
・御社の開発で具体的に何ができますか?
この2つの質問であれば、上の方が「この人はよく調べてきているな」と思われ、企業に熱意が伝わると思いませんか?
このように逆質問は単に質問で終わるのではなく、自分の考えを付け加えることで、企業に熱意を伝えられるだけでなく、自分自身が会社に会うかどうか見極める判断材料になります。
なので逆質問は念入りに準備しましょう!
1次面接を突破できたのは自分の棚卸しができていたため
面接では形式的な質問ではなく、職務経歴書に記載した仕事について詳細に聞かれました。
私は「今までどんな仕事をしてきたか」、「どのような時に嬉しかったか・辛かったか」を時系列で整理していました。
なので、面接で仕事内容のことについて細かく聞かれても難なく答えることができました。
なぜその仕事をやったのか?どういう成果が得られたか?そこから何を学んだか?など、今までやってきた仕事の棚卸しをしっかり行うことで、面接は突破できます。
参考:面接までの流れ
参考に今回紹介した企業の面接を受けるまでの流れを簡単に紹介します。
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1リクルートエージェントから応募
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2担当エージェントから日程調整の連絡
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31次面接
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4面接終了後アンケート
面接後アンケートでは面接で伝えられなかったことが伝えられます。その他リクルートエージェントの特徴はこちらの記事をご覧ください。
【公務員におすすめ】リクルートエージェントの評判と実際に使った感想
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